エンジン始動前に

お手持ちの車にエンジンを取り付け、始動させる為には、下記のオプションパーツと用具、その他が必要です。

オプションパーツ

グロープラグ
C5又はC6タイプ(エンジンにはC7タイプが付いていますが、天候やレースの状況により、これらのプラグが必要となる場合もあります。詳細については、グロープラグ使用表をご参照下さい)。

エアーフィルター
オイルを浸透させ、車のタイプにより単層又は2重層構造の特別仕様(通常はメーカーが提供)。

エキゾーストマニホールド
車のタイプに合わせた仕様(スペアパーツリストに記載される数種類のマニホールド)が用意されています。どのようなサーキットにも対応できるよう、各種類少なくとも1点、準備される事をお勧めいたします。

マフラー
レース用の各車タイプに適応するスタンダード品です(正確な品番は、スペアパーツリストでご確認下さい。メーカーが指定するタイプのマフラーを使用する事により、最高の性能を確保する事が出来ます)。

用具

6角ドライバー 1.5mm, 2mm, 2,5mm, 3mm

マイナスドライバー 中サイズ

6角レンチ 8mm。グロープラグ用(グリップ部分の長いクロスレンチがお勧めです)。

その他

燃料
車専用燃料で、ニトロメタンを10%から30%、潤滑油を8%から10%、含有しています。新しいエンジンでは、ニトロメタンの含有量が少なく(20%)、潤滑油の割合が高い(10%)燃料から使い始め、ブレークイン(慣らし運転)終了後、ニトロメタンの含有量が高く(30%)、潤滑油の割合が低い(8%)燃料に変える事をお薦めします。常に同じタイプの燃料を使用される事が望ましいですが、ブランド、含有率変更なども含め、種類を変える場合には、新しいエンジンと同様の方法でブレークインを必ず行って下さい。

燃料の品質は、エンジンの性能と耐久性に大きな影響を与えます。ニトロメタンを多く含有する燃料はエンジン出力が高くなりますが、エンジンの各部品の耐久性は低くなります。又、燃料に含まれている潤滑油や添加剤はエンジン出力、耐久性、キャブレターの調整のし易さ、燃費などに大きく影響します。

燃料フィルター
燃料フィルターを、燃料タンクとキャブレターをつなぐチューブの間に装着し、キャブレターに異物が混入するのを防ぎます。

プラグヒート&バッテリー
プラグを点火させる専用の物。

スターターボックス&バッテリー
各種カー専用で、エンジンを始動する為の物(通常は模型メーカーが提供)。

チョークポンプ
燃料缶から車の燃料タンクに燃料を入れる為の物。

燃料用シリコンチューブ
燃料タンクとキャブレターを継ぐ直径5mm、耐熱性の物。

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