エンジンのチェック、メンテナンス

正しい使用法を守ったとしても、エンジンの性能は一定期間を過ぎると低下してくるのが普通です。これは部分の磨耗に起因します。磨耗した部品を即座に交換し、エンジンのメンテナンスを行う事が重要です。定期的なメンテナンスを行う事でエンジンの性能を維持する事が出来ます。メンテナンス作業は下記の手順で行って下さい。

パーツ交換: 以下のような症状が発生した場合、パーツの交換を行って下さい。

エンジン回転時に金属音がし、通常よりオーバーヒートしやすい。
弊社提供の専用治具を使用して前後のベアリングを交換。

パワー、加速力が著しく低下。
シリンダー/ピストン/コンロッド全てを交換。この場合、上記の方法で、ベアリングの交換も行って下さい。

アイドリングが不安定でエンジンが停止しやすい。
この場合もシリンダー/ピストン/コンロッド全ての交換が必要です。更に吸気部分を十分点検し、顕著な傷がついている場合には、クランクシャフト交換も必要となります。クランクシャフトのクランクピンと、コンロッドの穴との公差が6/10ミリ以上でない事を確認して下さい。

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